死と再生
ここのところ、個人セッションでは「復活」がテーマのクライアントさんが続いています。
カラダの症状を訴えて来られるのですが、お話を聞いているとココロの影響が大きい様子です。
自分が本当にやりたいことを我慢して生活のために頑張っていたり、言いたいことがあるのに相手に嫌われたくないから言うのを抑えこんだり。
そんなことを続けているうちに自分が何を我慢しているのかもわからなくなってしまいます。
それは我慢しているのを自覚していると辛い思いをし続けなければならないから、少しでも楽になれるようにその思いをココロの奥に封じこめるんですね。
ですが、感じないだけで我慢をしていることに変わりはなく、知らないうちにどんどん自分の言動を収縮させてしまいます。
行動を我慢していれば、その行動に関連したカラダの動きを制限させるような症状を出しますし、言いたいことを我慢していれば喉が詰まったり声が出なくなったりします。
これはカラダからのサインですので、その症状に対していくら治療をしても一時的には改善するかも知れませんが、根本的なところを見直さなければまた元に戻ってしまいます。
この状況から脱するには、自分がどれだけ我慢しているのか、どれだけその状況が辛いのかを敢えて感じることが必要だったりします。
落ちるところまで落ちないと、なかなか這い上がれないんですね。
『死と再生』は対になっています。
状況によっては、中途半端に「まだ大丈夫、まだなんとかなる」と抵抗するよりも、素直に降参して「もう底まで落ちた」とその状況を受け入れた方が、すんなりと復活することが出来たりします。
あなたには一年以上ずっと抵抗しているのに、なかなか改善しないことはありませんか?
握り締めている手を離して降参することで見えてくる光もありますよ。
5月11日(木)23時に執着を手放すための一斉遠隔ヒーリングを実施します♪
http://tanagocoro.com/event-730.htm