ココロとカラダを繋ぐタロット・ガイダンス

ココロとカラダを繋ぐヒーリング整体☆礼揮

大阪市のヒーリング整体院たなごころ池田礼揮がココロとカラダとスピリチュアルな情報を交えて健康になるためのヒントを解説します。ここでいう健康とは健全なカラダと健全なココロが一致している状態となります。

親の愛情

前回、「子供に目を向けてあげて下さい。」と書きましたが、今回は少し違った視点から書いてみたいと思います。

最近は、悲しいことですが生まれてしまったから仕方なく育てているという親も存在しているようですが、普通は親が子供を育てる際、愛情を持って育てますよね。その愛情の強さ故に、疲れてしまうケースがあります。

何事にも真面目な人がそういうケースに陥りやすいのですが、少し考え方を変えることで驚くほど気持ちが楽になるようです。

子供を愛するが故に、子供の人生を自分の人生のことのように考えてしまって、2人分の人生を背負い込む形になっているのです。

一見「親が子供の人生を考えるのは当然のこと、それくらいの責任感がなければ親になる資格はない」とお思いになられるかも知れませんが、親が背負わなくても子供はちゃんと自分の人生は自分で背負うことが出来ます。背負わせなければいけないのです。

子供が幼い間は、親の手である程度のレールを敷いてあげる必要はあるでしょうが、子供の自我が目覚めているにも係わらず親の敷いたレールの上を走らせ続けると、いわゆる良い子にはなれるかも知れませんが、賢い子にはなれないように思います。

それに親は子供より先に亡くなるのですから、途中で急にレールが途切れてしまえば子供は脱線してしまいます。

普段から自分で物事の決断をすることが出来ていれば、きちんと対処が出来るのです。

子育てをする際、大事なのは「見守る」ということだと思います。

子育ての経験がない私が言っても何の説得力もないと思いますが、今まで多くのお母さんたちの話を聞いて施術してきた経験からそう思っています。

子供の人生と親の人生は別物です。

親として子供が道を踏み外さないように見守ること、道を踏み外しそうになった場合は強制的に引き戻すのではなく、子供に気付きを与えて出来るだけ子供の意思で戻ってくるように導いてあげること。

そして、見守るために欠かせないことは会話をすることです。

子供が何を考えているのか理解しなければ、見守りようがありません。会話もせず客観的に見ているだけでは誤解が生じてしまいます。

見守ると言っても、子供の人生の隅から隅まで見ていくのではなく、要所要所で少しの手助けをするというくらいにしておけば子供も成長することが出来るし、何より自分の人生をもっと楽しむことが出来るようになります。

また、もし子供が道を外しそうになっていると感じたならば、一人で考え込むのではなく、身近な信頼できるひとに相談してみることです。人それぞれ考え方は様々です。自分で考えても難しいことが人の意見を聞くことで簡単に解決する場合もあります。

あなたはひとりじゃないですよ。