子供
子供は大人と比べて感受性が強いなどと言われます。
実際、子供たちにとって周囲の環境が大きく精神面や健康面に影響するようです。
私も時々、子供たちの施術をさせてもらいますが、西洋医学での病気にあてはまらない「カンムシ」や「夜泣き」・「オネショ」などが強く症状として現れている子供たちに共通して見られることは、お父さん・お母さんも疲れていることです。
一緒に生活している大人が疲れていて、子供たちと上手くコミュニケーションがとれていないと子供たちはそれがストレスとなって体調を崩してしまいます。
私自身、子供の頃、ミルクを飲んでもすぐに吐き出してしまったり、キーキー奇声をあげたり、オネショがなかなか治らなかったりという幼少時代を過ごしています。
私が子供の頃、家に親がいない時間が長かったように感じます。もしかしたら、大人には大して長いと感じない時間であったのかも知れませんが、子供にとっては恐ろしく長く感じる時間でした。
そんな寂しさがストレスとなり自律神経のバランスが崩れてしまっていたのでしょう。
最近は特に共働きや一人親の方が増えてきていることもあり、ストレスを感じる子供たちが益々増加する傾向にあるようです。
ものごころ付いた頃には保育所に預けられ、将来の為と様々な習い事をさせられ、帰宅しても家族とはすれ違いの日々。
時代が時代だけに仕方がないことなのかも知れませんが出来るだけ子供たちに目を向けてあげてください。
子供はいろんなサインを親に向かって出しています。
それを親がサインと受け取るか、ただのワガママと受け取るかは、親の心理状態により変わってきます。
子供のために頑張って仕事をすることは重要ですが、子供のために休息を取ることも重要なのだと気付いてくださいね。