気功
ハリポンは学生時代に少しだけ気功をかじりました。そのことが今でも治療に生かされていますが、それよりも自分の生活のなかに入り込んでいることが大きいです。
「気」という目に見えない不思議で怪しげなものは、その性質上どうしても理解されずに鍼灸師のなかでも避けて通るひとや否定するひとが多いです。
テレビの影響で、気功というとヒゲを生やした怪しげな気功師が離れた場所から人間を吹っ飛ばすというイメージを持っているひとが多いと思いますが、そんな光景をハリポンは見たことはありませんので離れた相手を吹っ飛ばすことが可能なのかどうかはわかりません。
気功にもいろんな流派がありますが、ハリポンの気功は大地や天から自分の体の中に気を取り入れて、ゆっくりと全身を巡るイメージで動かしていくものです。
東洋医学では「気の流れが滞ることで病気になる」という考え方があります。その流れを自分でコントロールすることが出来れば健康でいられます。また、ある程度の症状ならイメージすることで治すことが出来ます。
自分の体内で気を動かすのは「内気功」と呼ばれるもので、自分の気を外に向けて放射するのを「外気功」と言います。怪しげなオッサンが人間を吹っ飛ばすのも外気功ですが、医療としての外気功も存在します。
自然界から一度施術者の体内へ気を取り入れて、それを患者さんに与えるというものです。
ハリポンは気功だけで治療できるような技術は持っていないので鍼や整体の中で少しずつ取り入れて施術するスタイルを取っています。